建設中の南越駅の工事現場を見学する参加者=12月13日

 北陸新幹線南越駅(仮称)の駅舎工事の現場見学会が12月13日、福井県越前市であり、市内の11組32人が2022年夏予定の完成に思いをはせた。

 南越駅は県内4駅のうち、JR北陸線の既存駅に併設しない唯一の新設駅。北陸自動車道武生インターチェンジ近くの田園地帯で、11月から駅舎工事が始まった。

 見学会は、市民に新幹線を身近に感じてもらおうと市が初めて企画した。鉄道建設・運輸施設整備支援機構の職員は、駅舎の外観デザインが市内に飛来する国の特別天然記念物コウノトリをモチーフにしていることなどを説明した。

 参加者は地上約10メートルの2階ホーム部分に上がり、田園風景や山々が広がる見晴らしの良さ、鉄骨の柱が並ぶ光景に見入った。乗降場所や高架橋を歩き、今しか見られない様子をカメラに収めていた。

⇒【写真】今しか見られない新幹線「南越駅」の姿

 家族と参加した男子児童は「すごく楽しかった。トンネルをバックにたくさん写真を撮った」と喜んでいた。