破魔矢に絵馬を丁寧に取り付ける神職や巫女=12月7日、福井県敦賀市の気比神宮

 新年を前に、福井県内の各神社は初詣向けの縁起物の準備に追われている。破魔矢や絵馬などが並び、迎春ムードが高まっている。

 例年は三が日に計10万人以上が訪れる敦賀市の気比神宮では12月7日、神職や緋袴(ひばかま)姿の巫女が幸せな年になるよう願いを込めて、破魔矢に2021年の干支「丑」などにちなんだ絵馬を手際よく取り付けていた。作業は年末まで続けられる。

 気比神宮では長さ70センチの破魔矢と1メートルの鏑矢(かぶらや)のほか、絵馬や熊手など15種類ほどの縁起物を約4万7千点準備する予定。

 来年の初詣時は、新型コロナウイルス感染拡大防止で参拝者の混雑や接触を避けるため、鈴緒やひしゃくなどは設置しない。桑原宏明宮司(49)は「少しでも密を避けるように工夫したので、家族でお参りに来ていただけたら」と話していた。

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