福井県内の小中学校の冬休み期間(2020年~2021年)

 新型コロナウイルスの感染拡大で今春一斉休校となった福井県内の小中学校の冬休みについて、福井、敦賀市など10市町教育委員会が授業日数を確保するため短縮することが12月3日までに分かった。あわら市と美浜町は8日間と設定。勝山、鯖江市など7市町は通常の15日間を維持する。

 通常の冬休み日程は、12月24日~1月7日の15日間。県教委によると、短縮を決めた10市町のうち、あわら市と美浜町は冬休み期間を12月28日から1月4日までとした。ただ、12月26、27日が土日曜となるため、実質10日間の休みになるという。

 残りの8市町はいずれも12月26日から冬休みとし、福井市など3市は4日までの10日間、敦賀市など4市町は5日までの11日間、大野市は7日までの13日間となる。

 美浜町教委は、夏休みの短縮を決めた6月ごろの時点で、冬休みの日程も定めた。通常より1週間短い8日間としたことについて、担当者は「児童たちがかわいそうだけれど、授業の遅れを取り戻すためには仕方がない」と漏らす。

 日程を変更しない7市町のうち、鯖江市教委は「夏休みの短縮と行事の縮小・中止で授業の遅れは取り戻せた」と説明。夏休みが県内最短の9日間だった越前市教委も「夏休みを十分にカットしたので、各校とも授業は通常の進度に戻っている」とする。

 来年3~4月の春休みに関しては、既に短縮しないことを決めている市町がある一方で「今後の感染状況を踏まえて考える」(南越前町教委)と慎重な姿勢も見られる。

 ある市教委の担当者は「感染が広がれば、またいつ長期休校を強いられるかも分からない。校内での感染予防対策を徹底して、このままなんとか乗り切りたい」と願うように話した。

 県内小中学校は安倍晋三前首相の全国一斉の休校要請を受け、3月初めから5月末まで休校となり、本年度の授業開始が約2カ月遅れた。授業の遅れを取り戻すため、夏休みは全17市町が9~17日間に大幅短縮した。

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