デザインがそっくりな「Go To イート」の食事券。上が京都府で、下が福井県のチケット

 コンビニのファミリーマートで販売されている国の飲食業界支援策「Go To イート」の「福井県プレミアム食事券」と、他県の食事券とを間違えて使用するケースが福井県内外で発生している。食事券は発行都道府県でのみ有効で、県キャンペーン実行委員会は「誤って受け取っても精算はできない」と登録飲食店に注意を促している。

 ファミリーマートによると同コンビニでは、福井を含む14府県の食事券を発券している。府県によって食事券のデザインに違いはなく、使用可能なエリアが券に印刷されている。

 共通したデザインのため、食事券が誤って使用されるケースが県内でも出ている。

 11月半ば、福井県勝山市のそば店の女性店主(51)が売り上げを確認していると、福井の食事券に紛れて「京都換金センター送付用」と書かれた食事券があった。どちらも小さな文字で説明や金額が記されており「デザインが似ていてびっくり。500円券と千円券を間違えたことがあるので、金額には注意していたけれど…」と困惑した様子だった。勝山は福井県立恐竜博物館があり県外客が多い土地柄。「誤って他県の食事券を使うケースはあると思う」。

 県実行委には「福井の券でないことに後で気づいた。どうすればよいか」といった問い合わせが県内登録店の一部からあるという。逆に、誤って福井の食事券を受け取ったという県外店からの問い合わせもあった。

 実行委の担当者は「飲食店も利用者も、互いに注意してほしい」と話している。

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