福井県警が高齢者配布用に作製した反射材付きマスク

 相次ぐ高齢者の交通死亡事故を防ごうと福井県警は、反射材付きマスクを作製しこのほど、県内の高齢者宅への配布を始めた。マスクは、反射材で伝統的な和風の柄を表現している。

 県警交通企画課が今年3月に行った高齢者意識調査では、反射材着用者が約3割にとどまった。今月19日時点の交通事故死者は34人で、約8割を占める高齢者は全員、反射材を着用していなかった。

 このため県警は、新型コロナウイルスの影響で着用が奨励されているマスクに着目。反射材メーカーの丸仁(福井市)の協力を得て、洗って使えるウレタン素材で灰色基調の2色のマスクに、白色などの反射材で市松や菊格子など10種類の柄をデザインした計1万5千枚を作製した。

 県警が委嘱する高齢者交通安全リーダーが戸別訪問し、順次配布する。越前町梅浦地区では20日、同リーダー連合会会長や鯖江署員らが、数軒を回って反射材付きマスクを配布。着用や交通安全の徹底などを呼び掛けた。

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