勝山市長選挙で初当選を果たし万歳をする水上実喜夫氏=11月29日午後9時10分ごろ、福井県の勝山市教育会館

 任期満了に伴う福井県の勝山市長選は11月29日、投開票された。前副市長の水上実喜夫氏(61)=野向町北野津又=が7291票を獲得し、1296票差で元市議会議員の松村治門氏(52)=北郷町坂東島=との無所属新人同士の争いを制して初当選を果たした。 ⇒勝山市長選挙2020開票速報

 現職の山岸正裕氏(75)は不出馬で、新人のみでの選挙戦は2000年以来。20年ぶりに市政トップが交代する選挙への関心は高く、投票率は69・94%と前回2016年を6・59ポイント上回った。市選管によると、過去最高は1962年の90・44%。

 水上氏は市教育会館で県選出国会議員や他市町の首長らと万歳した。支援者へのあいさつでは「勝山の今のいいところに磨きを掛けていく」と誓った。

 水上氏は山岸氏の後継指名を受け、自民党、公明党県本部のほか、市区長連合会などから200以上の推薦を得て組織戦を展開。遊説では行政経験に裏打ちされた政策を前面に打ち出し、支持を固めた。

 2回目の挑戦となった松村氏は草の根の運動で市政の変革を訴えたが、及ばなかった。

⇒勝山市長選の開票所で速報ミス(D刊)

関連記事