デジタルバウチャー(割引チケット)の仕組み

 福井県の杉本達治知事は11月26日の県議会提案理由説明で、福井県内の小売・飲食店などで利用できる電子割引券「デジタルバウチャー」を2021年1月中旬から3月上旬に発行することを明らかにした。原則、消費額5千円につき千円を値引きする割引券で、スマホの専用アプリで期間中に5回以上配信する予定。新型コロナウイルスの影響で落ち込む県内消費を喚起する。

 県や商工会議所などでつくる「ふくいデジタルバウチャー推進協議会」が実施する。

 県によると、県民が専用アプリを無料ダウンロードし性別や年齢など簡単な個人データを登録すれば、割引券が随時配信される。スーパーや飲食店など県内の加盟店で商品を購入する際、店頭に設置されたQRコードを読み取ることで割引券が使え、代金が千円引きされる仕組み。特に経営が厳しい業種に対象を絞った割引券も検討中。加盟店は今後募集する。

 消費喚起策ではこのほか、政府の観光支援事業「Go To トラベル」を使った県内宿泊者への旅行代金35%引きに、県が独自に15%引きを上乗せする「ふくいdeお得キャンペーン」について、開始した11月1日から25日までの宿泊予約が約4万6千人、割引総額は約1億7千万円分で好評と説明した。