つややかな光沢を放つ水ようかん=11月28日、福井県福井市照手3丁目の「えがわ」

 ひと雨ごとに肌に触れる風は冷たさが増し、甘味が恋しくなる季節。福井県内の菓子店で、つるんとした冬の味覚「水ようかん」作りが始まっている。

 創業83年の「えがわ」(福井市照手3丁目)は11月初旬から製造。大釜で水と寒天を沸騰させ、小豆あんと黒砂糖、ざらめ糖を加えて約1時間ほど炊く。たらいに移し、丁寧に手作業でかき混ぜながら人肌程度に冷ました後、容器に流し込んで完成させる。

 江川茂隆社長(53)は「今年は(新型コロナウイルスの影響で)家で過ごす時間が多いかもしれませんが、家族で変わらない味を楽しんでほっとしてもらえたら」と話していた。

【D刊に写真もっと】「水ようかん」作り本格化

 28日は約2600個を製造、年末にかけピークとなる。作業は来年3月末まで続く。

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