倉庫に向かって国道158号を移動する恐竜親子のモニュメント=11月25日、福井県大野市板倉

 本格的な冬を前に、福井県大野市朝日の「道の駅九頭竜」に設置されている恐竜の親子のモニュメントが11月25日、雪よけの倉庫に移された。周囲の山々が朝霧で白く覆われる中、約1キロの道のりを巨体がゆっくりと運ばれた。

 モニュメントは親が全長12メートル、重さ3トン、子が4・6メートル、重さ1トン。大野市和泉地区のシンボルになっており、首を動かしたりうなり声をあげたりして、観光客を楽しませている。積雪による損傷を防ぐため、冬場は毎年倉庫で保管されている。

 この日は道の駅従業員や市職員ら10人が親子それぞれを載せた台をトラックで慎重に引っ張り、約30分かけて移した。道の駅を訪れた神奈川県川崎市の女性(60)は「運良く親子の引っ越しが見られて良い記念になりました」と話し、笑顔で写真に収めていた。

 モニュメントは4月上旬に道の駅に戻される予定。