24日、エチオピア北部ティグレ州からスーダンに逃れた人たち(ゲッティ=共同)

 【ナイロビ共同】エチオピア北部ティグレ州で9日に起きた虐殺について、エチオピア人権委員会は24日、市民少なくとも600人が死亡した可能性があると発表した。同州では連邦政府軍と、州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)の紛争が続いている。

 人権委によると、虐殺を行ったのはティグレ人の若者ら。州治安組織も主要道路に展開し、逃げる市民を射殺するなど加担した。敵対するアムハラ人を身分証で特定し標的にした疑いがあり、人権委は「人道に対する罪と戦争犯罪に当たる恐れがある」と非難した。

 虐殺はティグレ州南西部の人口約4万人の町マイカドラで発生した。

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