2022年春卒業予定の学生向け就活イベント「ステッピング2022 ザ・業界研究部」(福井新聞社主催)が11月21日、福井新聞社・風の森ホールで始まった。来年3月まで業界ごとに5回に分けて開く合同企業研究会で、初回は建設・土木業界の3企業と県内の大学生・高専生10人が業界動向や将来見通しについて意見交換した。

 新型コロナウイルス禍の影響で学生が企業と接点を持つ機会が減る中、県内の各業界を知ってもらおうと初めて企画。企業側は、コンクリート製品製造販売のセキサンピーシー(福井市)、のり面保護工事の明和工業(福井市)、鉄骨工事などの松ケ谷鉄工建設(越前市)の役員や部長級が参加した。

 3社の担当者は自社の業務内容や建設・土木業界の特徴を説明。いずれも公共工事の割合が高いことなどから「コロナ禍の影響は受けていない」と、安定した業種であることを強調。業界の将来見通しについて「人手不足で自動化やドローン導入がさらに進む」などと話した。

 この後、3班に分かれてグループトークが行われ、学生からは「建設業界にはどんな人材が必要なのか」「会社の現在の需要状況は」など、仕事内容や業績に関するさまざまな質問が出された。参加した福井大学3年の学生は「全く知らない業界だったけど、身近で地域貢献している魅力ある業種だと分かった。今後の就活の参考にしたい」と話していた。

 第2回は12月6日で製造業、第3回の1月9日は金融、第4回の2月13日は流通・サービス、第5回の3月16日はIT・ソフトウエアで、各回2~3社が参加する予定。学生の参加は無料で、ステッピングサイトから申し込む。

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