EXILEの橘ケンチさん監修の飲食店が考案した「へしこペペロンそば」。越廼漁協女性部製造のサバへしこオイル漬けをぜいたくに使った=11月16日、福井県福井市のハピリン内

 福井県福井市は、市内の水産加工品を一堂に集めた展示販売会を11月17~23日、ハピリン内の市観光物産館「福福館」で初めて開く。目玉は、人気グループ「EXILE(エグザイル)」の橘ケンチさん監修の飲食店が、越廼漁協女性部製造のへしこのオイル漬けで作った「豆乳したてのへしこペペロンそば」。物産館内の飲食スペース「福福茶屋」で限定販売する。

 橘さんが手掛けた日本酒の販売を記念したオンライン飲み会イベントで、肴(さかな)に採用された福井の水産加工品3品も販売。市内の漁業者や水産加工会社が製造する特色ある商品をPRする。

 「へしこペペロンそば」は、越廼漁協女性部「ぬかちゃんグループ」が製造する「千日鯖へしこオイル漬け」を使用。橘さん監修の「LDH kitchen IZAKAYA AOBADAI」(東京)で昨年11月に開かれた「越前福井フェア」や、今年10月のオンライン飲み会イベントで提供され、好評を博した。

 福福茶屋では、県産そばに豆乳を混ぜたつゆをかけ、ガーリックオイルを混ぜた千日鯖へしこオイル漬けを瓶の半量分乗せて提供する。福福館の店長、小澤光信さん(39)は「そばとガーリックという組み合わせに驚いたけれど、豆乳のまろやかさがそばとへしこ、ガーリックの風味を生かしている」と話す。

 ぬかちゃんグループ代表の上野志津子さん(82)は試食して「おいしい。孫に食べさせたい」と顔をほころばせ「こつこつと作ってきたものが脚光を浴び、頑張ってきたかいがあった。たくさんの人に食べてほしい」と話していた。

 へしこペペロンそばは1300円(税別)。千日鯖へしこオイル漬けは、15センチほどの小ぶりのサバをぬか漬けし、ほぐした身をオリーブ油で炒めてガーリックオイルで漬けた。1瓶65グラムで千円(税別)。

 福井市漁協のもみわかめや、鷹巣地区の定置網で取れた魚の一夜干し、越前海岸にある製塩所の塩なども販売する。

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