北陸3県を対象にしたミシュランガイドの来春発刊を発表する本城征二執行役員=11月9日、福井県福井市の福井県国際交流会館

 日本ミシュランタイヤ(本社東京)は11月9日、福井、石川、富山の北陸3県を対象にした飲食店や宿泊施設などの格付け本「ミシュランガイド北陸2021特別版」を来春発刊すると発表した。福井県がミシュランガイドに取り上げられるのは初めてで、全国では26番目となる。掲載店舗数などは未定。既に昨秋ごろ調査を始めており、同社は「5月前後には発売できると思うので楽しみにしてもらえれば」と話している。

 ミシュランガイドは飲食店の場合、素材や料理などの基準で掲載店を選び、最高の「三つ星」などで評価する。16年に北陸初となる「富山・石川(金沢)版」を発行し、飲食店・レストラン290店、宿泊施設118施設が掲載された。今回は、調査準備が整った福井県を新たに加え、富山、石川県も全面的に再調査して発行する。

 福井市内で記者会見した日本ミシュランタイヤミシュランガイド事業部の本城征二執行役員は「福井県は豊富な海産物や米作り、そば、若狭牛が有名。県民が知っている店や、逆に知らない名店を見つけてもらえれば」と述べた。

 本城執行役員は県庁も訪れ、杉本達治知事に発行を説明した。杉本知事は「土地の食材や水、食文化が反映されて紹介されると思う。できるだけ多くの店を取り上げてほしい」と期待。「北陸新幹線延伸の効果も大きくなる。国内外から店に来てもらえるような仕掛けも考えていきたい」と話した。