福井県除雪対策本部の看板を設置する県の小川俊昭土木部長(左)ら=11月6日、福井県庁

 降雪期を前に福井県は11月6日、除雪対策本部を県庁に設置した。今冬から衛星利用測位システム(GPS)を搭載した除雪車の位置を国と共有し連携を強化する。

 県土木部の小川俊昭部長が職員約20人に「2018年2月の記録的大雪を教訓に緊張感を持って十分な備えを」と訓示。道路保全課の入り口に対策本部の看板を設置した。GPS搭載の除雪車は県526台、国75台あり、20年度から一つの画面で位置を確認できるように改善し、互いの管理道路の除雪を円滑に進める。

 道路193カ所のライブ画像を確認できる県のサイト「みち情報ネットふくい」も6日から冬用に切り替え、各地の路面温度や積雪状況、排雪場所77カ所を閲覧できるようにした。

 19年12月に中日本高速道路や国、県が初めて実施した調査では、冬用タイヤ装着率が64%にとどまった。県道路保全課の平林透課長は「車が立ち往生すると除雪が進まない。過去2年間は暖冬だったため備えがおろそかになりがちだが、早めのタイヤ交換をお願いしたい」と呼び掛けた。対策本部は21年3月末まで設置される。

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