用紙不足となり一部店舗で発券できなくなった「福井県プレミアム食事券」

 新型コロナウイルスの影響で打撃を受けている飲食業界への国の支援策「Go To イート」で10月23日に販売、利用が始まった「福井県プレミアム食事券」について、販売を担うコンビニ「ファミリーマート」の一部店舗で用紙不足となり発券できない事態となっている。利用者からは「何軒も回ったが引き換えができない」と不満の声が上がった。県キャンペーン実行委員会は28日夜、急きょ引き換え期限の延長を発表した。

 県実行委によると、販売開始4日後の27日夜以降、一部店舗で食事券を印刷する専用のロール紙が不足し、発券を中止した。

 「発券ができません」との手書きの貼り紙を端末に掲示した店もあった。県実行委はチケットの購入が想定以上に集中したのが原因とみており、28日夜、予約の翌々日から10日間としていた引き換え期限を20日間に延長するとホームページなどで告知した。「予約いただいたお客様には、ご迷惑をおかけしており、大変申し訳ございません」としている。

 食事券は、1セット1万2500円分を1万円で購入できる。県内では専用サイトで事前予約した上で、ファミリーマート店頭の端末でレシートを発行、レジで代金を支払い食事券を受け取る仕組み。ファミリーマートは福井県を含む12府県で販売を担っており、他のエリアでも一部店舗で発券できない事態が起きている。

 同社の担当者は「お客様には多大なご迷惑をお掛けし、大変申し訳ない」とした上で「紙は順次入荷できており、早急に対処する」と説明。県内外店舗からの紙の融通も行っているという。

 県実行委が28日午後5時時点で発券できない状態にあると把握しているのは、県内9店舗。購入者向けサポートコールセンターは、電話がつながりにくい状態が続いた。

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