福井市が販売した宿泊券の見本

 福井県福井市が10月26日に発売し県内分が即完売となった市内宿泊施設のお得な宿泊券について、福井市は27日、11月13日の2回目の販売枚数を増やす方針を明らかにした。県内分と県外分の枚数の配分も検討する。1人当たりの購入枚数を制限できないコンビニ端末による販売は変更しない。
 
 27日の市会新型コロナウイルス等影響対策特別委員会で、理事者が「2回目もすぐに売り切れることが考えられる。配分と販売枚数の増加を検討したい」と述べた。2回目の販売枚数は当初、5千枚を計画していた。
 
 26日の1回目の販売は福井、石川、富山、長野各県の大手コンビニ端末で各県3千枚、計1万2千枚を発売した。額面5千円を2千円で買えるとあって、26日午前10時の販売開始後、福井は2分で完売。購入できなかった県民らから市に問い合わせが約250件殺到した。
 
 石川も16分で完売。富山は午後4時10分すぎに売り切れ、長野も27日午後4時半前に完売した。
 
 市おもてなし観光推進課の塩谷靖喜課長は市会特別委で「北陸新幹線県内開業に向け、県外の沿線自治体の住民に越前がにをはじめ福井の魅力を知ってもらい、観光誘客につなげたいという強い思いがあった」と事業の目的を強調。コンビニ端末による販売を告知済みで変更は困難とし「今後同様の事業を行う際は、抽選販売や購入枚数の制限を検討したい」と述べた。
 
 宿泊券は、新型コロナの影響で落ち込んだ市内観光消費の喚起と観光業者の支援などを目的に「おいしい福井の冬・お泊まりキャンペーン」として販売した。予算は7600万円で、財源は国の地方創生臨時交付金。

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