福井県産大豆を使った栄養補助食品「スクスクダイズ」の商品化を進めているアストリションの盛岡良行社長=福井県坂井市内

 栄養指導などを手掛けるアストリション(本社福井県坂井市坂井町若宮、盛岡良行社長)が、福井県産大豆を使った子ども向け栄養補助食品の商品化を進めている。きな粉風味でタンパク質やカルシウム、ミネラル類を手軽に取ることができる。10月30日まで、クラウドファンディング(CF)で開発費用100万円を募っている。

 同社は2016年、管理栄養士の盛岡社長が設立。スポーツジム利用者やアスリートへの食事指導、栄養セミナーなどを行っている。18年には小学高学年から中学生向けの栄養補助食品「ジュニアプロテイン」を発売。これまでに1万5千袋超を販売している。

 今回は県産の自然素材を使った栄養食品を開発できないかと思案し、栄養価が高いという県産大豆「里のほほえみ」に着目した。商品名は「スクスクダイズ」で、21年1月の発売を目指している。見た目と香りはきな粉そのもので、ヨーグルトやトーストにかけたり牛乳、料理、菓子に混ぜたりといった使い方を想定している。

 「体が細い」「体力を付けたい」といった子を持つ親の悩みに応えようと、大豆のタンパク質のほか、魚の骨由来のカルシウムを配合。国産雑穀米18種類も加え、ビタミン類も充実させた。1食分10グラムにタンパク質約3グラム、カルシウム300ミリグラムが含まれる。

 盛岡社長は「子どもの成長、健康に悩む保護者のサポートのために商品化を実現したい。福井の大豆の知名度アップ、農業の活性化にもつながれば」と話している。

 今回のプロジェクトは福井県の新事業創出支援事業の対象で、ふるさと納税型のCFを活用し支援金を募っている。既に第1目標の50万円をクリアし、第2目標として100万円を目指している。福井新聞社が情報発信、福井銀行が経営サポートで協力している。支援希望者はCFサイト「レディーフォー」から寄付できる。

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