浅い海でサンゴ礁をつくる「ウスエダミドリイシ」(基礎生物学研究所提供)

 サンゴの赤ちゃんに当たる「幼生」の動きを調べたところ、周囲が暗くなると一時的に泳ぎを止めることが分かったと、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが19日付の英科学誌に発表した。

 コンピューターでこの性質を基に幼生の動きをシミュレーションしたところ、光合成しやすい明るい場所に集まりやすくなることが分かった。サンゴ礁の形成につながるとみられる。

 サンゴは体内に共生する褐虫藻が光合成で作った栄養をエネルギー源にしている。動き回れる幼生の時期に、サンゴ礁をつくるのに適した場所にたどり着く必要があるが、どのような仕組みが働いているのかは未解明だった。

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