エコ環境プロジェクトが製造・販売するドラム缶を使ったクマ捕獲おり=9月15日、福井県福井市の同社

 福井県内でクマの出没が多発していることを受け、環境美化製品開発・販売のエコ環境プロジェクト(本社福井市高木中央1丁目、森永泰之社長)には9月以降、ドラム缶を使ったクマ捕獲おりの注文が増えている。

 廃棄ドラム缶を再利用したおりで、クマ出没が多かった2014年に商品化した。注文が入るのは同年に6台売れて以来で、今年は県内2市から7台を受注した。

 おりは、奥に餌を入れたバケツをワイヤで仕掛け、クマが引っ張るとワイヤの先の留め金が外れて扉が閉まる仕組み。サイズは直径60センチで長さ135センチと180センチの2タイプある。135センチは軽トラックの荷台に収まるサイズ。内部を確認できるのぞき窓や、麻酔銃用の穴を設けている。

 同社の担当者は「街中にも出没しており、住民の不安は大きい。捕獲とスムーズな放獣に貢献できれば」と話す。受注生産で、納品まで2週間程度という。価格は8万5千円(税別)から。

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