修学旅行の春江中学校の生徒が楽しんだサプライズ花火=9月28日、福井県坂井市三国町浜地の芝政ワールド

 新型コロナウイルスの影響で福井県内の中学生の修学旅行が県内に変更になる中、同県坂井市の芝政ワールドで10月12日夜、星空観察として集まった生徒たち向けに「サプライズ花火」が打ち上げられた。星が輝く夜空を花火が彩り、生徒たちから歓声が上がった。

 コロナ禍で普段と違う学校生活を送っている生徒たちに、修学旅行でかけがえのない思い出を残してもらおうと、芝政ワールドとJTB福井支店が企画。福井市成和中学校と坂井市春江中学校が賛同し、別日に実施した。

 12日夜は成和中学校の生徒161人があわら温泉の旅館をバスで出発し、星空観察と聞かされ広場に集合。午後8時ごろ、先生のカウントダウンで花火がスタート。生徒たちは突然の企画に驚き、花火が高く打ち上がると声を上げて楽しんだ。

 9月28日は春江中学校の生徒240人が訪れた。流れ星にふんした先生の寸劇の後、「花火が上がる」と聞かされると生徒たちは大盛り上がり。10分間で約2千発が夜空に輝くショーを満喫した。

 いずれも花火は扇状に広がったり、柳のようにしだれたりさまざま。打ち上げ地点から100メートルほどの近距離で見るという演出に、両校の生徒たちは大興奮の様子だった。

 春江中学校の女子生徒は「花火が近くて迫力がすごかった」、成和中学校の男子生徒は「県内で楽しい思い出ができた。先生に感謝したい」と喜び、多くの生徒が「最高の修学旅行です」と声をそろえていた。

 芝政ワールドの担当者は「大きい歓声を聞いて成功を実感できた」と話した。

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