池田模範堂が自主回収する(左から)「ムヒのこどもかぜシロップSa」、「ムヒのこどもかぜシロップPa」、「ムヒのこどもせきどめシロップSa」、「ムヒのこども鼻炎シロップS」(同社提供)

 富山県上市町の薬販売「池田模範堂」は10月14日、子供用かぜ薬「ムヒのこどもシロップシリーズ」4点について、製造販売元の日新製薬(滋賀県甲賀市)が法定試験の一部を実施していなかったことが分かったとして、約775万本を自主回収すると発表した。安全性に問題はなく、健康被害は確認されていないとしている。

 対象は「ムヒのこどもかぜシロップSa」「ムヒのこどもかぜシロップPa」「ムヒのこどもせきどめシロップSa」「ムヒのこども鼻炎シロップS」のうち、使用期限が2020年10月以降と表示された商品。

 池田模範堂によると、日新製薬が原料メーカーから原料を受け入れる際、品質確認などのためにする試験の一部をしていなかった。この原料については、原料メーカーが規格に適合することを確認しており、日新製薬でも最終製品試験で安全性を確認しているという。

 10月1日に日新製薬から連絡があり判明した。池田模範堂は日新製薬の試験担当者に認識不足があったとみて、原因を調査している。

 卸業者や小売店からの回収は12日から始めている。購入者には着払いでの返送を求め、後日返金する。問い合わせは池田模範堂回収受付窓口、フリーダイヤル(0120)643061。
 

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