福井県のプレミアムブランド「極」として売り出される越前がれいの大型の雌=10月13日、福井県越前町大樟の同町漁協荷さばき所

 福井県は10月13日、基準を満たした越前がれいをプレミアムブランド「極(きわみ)」として売り出すと発表し、専用タグをお披露目した。越前がにの「極」に続く県産水産物の最上級ブランドをつくる取り組みだ。9月~翌年1月に取れた800グラム以上のメスで、生で味わえるよう「神経抜き」を施した越前がれいを「極」と認定する。

 越前がには「極」を設けた2015年以降、知名度が上がり価格も上昇した。越前がにに続き、県は本年度、越前がれい、若狭ぐじでもプレミアムブランドを設けることとした。

 越前がれい「極」は、底引き網漁で取れるアカガレイのうち大きさ800グラム以上で、産卵前の脂が乗ったメスに限る。生かしたままで水揚げし、数日たっても刺し身やすしとして生で味わえるよう、死後硬直を遅らせて鮮度を保つ「活締め・神経抜き」を施す。白く透き通り肉厚で弾力がある身や、濃厚で甘みのある味が特長。

 「極」には黒地に金色の文字が入った専用タグを付ける。県産アカガレイは年間約800トン取れ、そのうち800グラム以上あるものは2%ほどという。

 13日、越前町漁協の荷さばき所でプレミアムブランドのお披露目会が開かれた。内藤俊三町長は「県内で取れるアカガレイのうち7割は越前町産。越前がに『極』のように、越前がれい『極』も全国的なブランドに成長してほしい」と期待を込めた。

 越前がれい「極」は15日以降、越前町の道の駅「越前」や同町沿岸部の旅館、鮮魚店などで購入可能となる。福井市中央卸売市場でも入荷次第、買い求めることができる。

関連記事