福井県高校野球大会で力投する敦賀気比の笠島尚樹選手=7月、福井県福井市の福井県営球場

 日本高校野球連盟(日本高野連)と全日本大学野球連盟は10月12日、プロ入り希望の選手に義務づけた「プロ野球志望届」の提出を締め切り、午後5時時点で374人(高校216人、大学158人)が届け出た。26日に行われるドラフト会議で指名対象となる。

 福井県関係では、高校生が敦賀気比の笠島尚樹投手、松村力投手、長谷川信哉外野手、清水中学出身で京都外大西の山下航汰捕手が提出した。大学生は、関龍摩外野手(福井商業高校出身、関東学院大)水野隼斗投手(北陸高校出身、駿河台大)吉村慎之介外野手(福井工大福井高校出身、京都先端科学大)が届け出た。

 今年の甲子園大会が春夏ともに中止になった高校生は、中京大中京(愛知)のエースとして昨秋の明治神宮大会優勝に貢献した高橋宏斗が目玉。最速154キロの本格派右腕が進学希望から方向転換したことで、戦略を練り直す球団も多そうだ。

 明石商業(兵庫)の中森俊介は150キロ超の直球と切れ味鋭い変化球を武器に、昨年の甲子園大会で春夏連続の4強入りに貢献。明石商業のチームメートで、長打力が自慢の外野手として活躍した来田涼斗もスケールの大きい好素材だ。

 福岡大大濠の山下舜平大は甲子園出場経験はないものの、8月の「プロ志望高校生合同練習会」で150キロをマークし、上位候補と目される。

 大学生は好投手が多い。1位指名確実な早大の左腕、早川隆久は球速155キロをマークし、奪三振が多い。苫小牧駒大の伊藤大海は昨年の大学日本代表で抑えを務め、150キロ以上の直球を投げる。八戸学院大の大道温貴、日体大の森博人も150キロ超の右本格派。

 内野手では近大の左の強打者、佐藤輝明に注目が集まる。187センチ、94キロの恵まれた体格で評価は抜群。大学日本代表の4番を打った中大の牧秀悟は右の強打者。外野手では50メートル走5秒6の快足を誇る中大の五十幡亮汰が指名を待つ。

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