ワニの肉を使った「恐竜シチュー」=福井県福井市大手3丁目

 恐竜王国・福井を食でアピールしようと、福井県福井市内の西洋料理店が恐竜をイメージしたワニ肉を使ったシチューを提供している。ワニ肉以外にも恐竜時代から存在するイチョウの葉など、恐竜にまつわるさまざまな素材を使うこだわりぶり。同店店主は「食でも恐竜王国を感じてほしい」と話している。

 恐竜料理を考案したのは同市大手3丁目にある西洋料理店「カフェ 森のオーブン」の店主早川将樹さん(46)。「作るからには本格的に」とNHKのラジオ番組や書籍、インターネットなどで猛勉強した。

 恐竜の肉はワニ肉と鳥肉の中間くらいの味、色と推測されていることから、第1弾としてワニ肉と、焼き鳥で福井県民になじみ深い親鶏を使ったカレーを考案した。「生きている化石」とも呼ばれるイチョウの葉もみじん切りにして使用。塩は恐竜が生息していた時代の地層から採掘したモンゴル岩塩を選んだ。

 カレーの評判は上々で、ワニ肉に臭みもないことから現在は第2弾として、同様の食材を使ったシチューを提供している。

 セットメニューのサラダのドレッシングには、古生代末から中生代にかけて繁茂していたとされるソテツが入ったみそを、鹿児島県奄美大島から取り寄せて使用している。

 新たなメニュー開発にも取り組んでいる。英語で「ダイナソーケール」と呼ばれ、福井市が特産化を進める野菜「カーボロネロ」を使ったメニューを考案している。

 早川さんは「今後もいろんな“恐竜料理”を考案して、福井をPRしたい」と熱を込めて話す。

 シチューのセット価格は、サラダやヨーグルト、ドリンクなどが付いて1500円(税込み)。テークアウトもできる。営業時間は午前11時半~午後2時半、午後5時~11時。定休日は日曜。

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