一つ一つ手作りされている来年の干支「丑」にちなんだ置物=10月5日、福井県坂井市丸岡町上久米田の越前竹人形の里

 来年の干支「丑(うし)」にちなんだ置物作りが、福井県坂井市丸岡町上久米田の越前竹人形の里で進んでいる。丸みを帯びた愛らしい姿を職人が一つ一つ手作業で仕上げている。

 置物は大小3種類。耳の向きなど細部にこだわり、より実物に近い雰囲気を出したものや、新型コロナウイルスの終息を願って「平穏」と描かれた札が付いたものが並ぶ。

 職人4、5人で6月から製作を始め、竹の厚さや曲がり具合に応じて微調整しながら丁寧に作り上げている。越前竹人形協同組合の師田龍一郎理事長(56)は「表情などが微妙に異なるのが手作業ならでは。手に取ってお気に入りを見つけてほしい」と話している。

 12月中旬まで計3千個を生産する予定。10月10日から越前竹人形の里とインターネットで販売する。

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