増永眼鏡が高田賢三さんとコラボしたサングラス「カンパニュールK18」(同社提供)

 10月4日死去したファッションデザイナーの高田賢三さんが手掛けたデザインには、福井県福井市の増永眼鏡とコラボレーションした眼鏡フレームのシリーズがある。高田さんが同社の眼鏡を愛用していた縁で、同社のオリジナルブランド「MASUNAGA」の一つとして、2014年にコラボが実現した。ブランドロゴには高田家の家紋のキキョウがデザインされている。

 同シリーズ初期のサングラス「カンパニュールK18」は、14年のパリの国際眼鏡見本市「SILMO(シルモ)」のコンクールで、グランプリに輝いた。国際的に権威ある賞の一つだ。

 高田さんの訃報に、同社の増永宗大郎社長は「突然のことで驚き、言葉もない。謹んでお悔やみ申し上げます」とコメントした。高田さんはフレームのメンテナンスを兼ね、東京・青山の直営店に毎年来店していたといい、「打ち合わせでは、いつも物腰柔らかで穏やかな方だった。スタッフにも笑顔で接してくれた」と人柄をしのんだ。

 高田さんと築き上げてきたシリーズについて「日本のフレーム技術を凝縮させ、現代にビンテージな要素を取り入れたデザインは、高田さんとのコラボなしには出てこない。これからも大切にしていきたい」と話した。

関連記事