北陸新幹線の竹田川橋りょうの工事現場を見学する親子ら。左がS字に蛇行する竹田川=10月3日、福井県あわら市

 2023年春の北陸新幹線福井県内開業に向けて進められている工事現場の見学会が10月3日、福井県あわら市で開かれた。参加した親子31人が「竹田川橋りょう」に登り、橋脚と橋脚の間が日本一長いといった特徴を学んだ。

 新幹線開業の機運をさらに盛り上げようと、県北陸新幹線建設促進同盟会(事務局・県新幹線建設推進課)が企画した。

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 竹田川橋りょうは芦原温泉駅南側にあり、金沢-敦賀間で県内2番目に長い311メートル。竹田川がS字に蛇行しているため三つの河川橋からなり、このうち第2竹田川橋りょうは、橋脚と橋脚の間(径間)が最長で125メートルもある。同様の形式の国内鉄道橋では最も長い。

 参加者らは、建設を担っている鉄道建設・運輸施設整備支援機構の担当者から説明を受けた後、高さ約13メートルの橋りょうに登った。現場では、竹田川をまたいでいく橋りょうが見え、子どもたちはじっくり眺めていた。

 橋一つに使われるコンクリートの重さがゾウ250頭分に相当するなどのクイズもあり、親子で解く姿も見られた。芦原温泉駅周辺の高架橋工事も進んでおり、橋りょうの上からしか撮れない貴重な写真をカメラに収めていた。

 あわら市の小学4年の男子児童は「橋りょうはすごく高くて、橋げたも大きかった。早く市内を走る新幹線を見てみたい」と話していた。

 県内の河川橋は全部で9本。最も長いのは福井市の九頭竜川橋りょうで414メートル。

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