約11億5千万円で落札された福井市の旧ジュニアグラウンド=福井県福井市板垣5丁目、羽水高校屋上から撮影

 福井市の旧ジュニアグラウンド(福井県福井市板垣5丁目)の売却に向けた一般競争入札が9月28日、市役所であり、住宅設計施工や不動産のエーシン(本社同市上北野1丁目)が11億5658万円で落札した。市が設定した最低売却価格を約6億円上回った。エーシンは住宅団地とする方針。

 旧ジュニアグラウンドは、市が土地区画整理事業の際に学校建設用地として1986年に確保した1万9582平方メートルで、羽水高の北側。2018年策定の財政再建計画で売却方針を掲げて今年6月に売却を公告し、最低価格を5億5130万円に設定していた。市によると、大手住宅メーカーや不動産会社など8社が入札した。

 市施設活用推進課は「予定より大幅に高い金額で落札してもらった。財政再建中なのでありがたい」としている。

 エーシンの永森芳信会長は「駅や学校に近い2ヘクタールもの市街地の土地を購入できるまたとない機会」と強調。注文住宅を約80軒建てる方針で、永森幹朗社長は「統一感ある町並みをつくり、住む人が愛着を持って長く暮らせる住宅団地にしたい」と話している。

 市は12月定例市議会に売買契約に関する議案を提案する。

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