東京五輪 聖火リレーの日程

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は9月28日、聖火リレーの都道府県別の日程を発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で2021年夏に延期された大会の日程に合わせて日付を1日ずつ前倒しした以外は、従来の計画を維持した。五輪の聖火は来年3月25日に福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)をスタート、121日間で全国47都道府県の859市区町村を巡る。
 
 既に決まっていた約1万人のランナーは優先的に走ることができる。組織委は各自治体でのルートや各日のゴールで行う祝賀行事「セレブレーション」も予定通りとしたが、各地の事情などに応じて今後調整する。聖火は7月23日の開会式で東京・国立競技場の聖火台にともされる。
 
 福井県は5月29、30日に全17市町を巡る。聖火リレーの県実行委員会事務局の県スポーツ課によると、ランナーは既に決まっている実行委枠43人1グループとスポンサー企業枠の128人に優先して走ってもらい、参加できない場合は次点候補者を中心に調整するという。コースやPRランナーも変更はない。同課は「市町や組織委と連携を取って万全に準備していきたい」と話している。
 
 パラについては8月12日から16日まで採火のイベントを競技会場のない43道府県で実施。17日からは会場がある静岡、千葉、埼玉で採火とリレーを順次行う。20日に東京で各地の火を一つに集め、24日の開会式まで都内でリレーする。ランナーは既に応募した人の中から選ぶ。
 
 組織委は大会延期に伴うコスト削減のため、聖火リレーの日程短縮も模索したが、各自治体から強い難色を示され断念。隊列の車両やスタッフ数の削減、セレブレーションなどの装飾の見直しにとどめた。具体的な新型コロナ対策は今後、取りまとめる。

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