あいさつする榊原定征会長=9月28日、福井県美浜町の関西電力原子力事業本部

 関西電力の取締役会が9月28日、福井県美浜町の原子力事業本部で始まった。金品受領問題に伴うガバナンス(企業統治)強化の一環で、取締役会を本店(大阪市)以外で開かれるのは異例。

 前経団連会長で会長の榊原定征氏ら取締役全13人が出席した。榊原会長は「原子力事業本部の幹部や社員と意見交換し、現場の実態や課題に理解を深め、より実効性の高いガバナンスの実現に努めたい」とあいさつした。

 美浜での取締役会は、ガバナンス体制の構築を掲げた関電の業務改善計画の「風通しの良い組織の創生に向けた取り組み」の一環。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ開催時期を検討していた。

 本部前では、反原発を訴える市民らが「老朽原発を動かすな」などとシュプレヒコールを上げた。

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