いちほまれの新米を買い物客に売り込む「ちびっコンシェルジュ」の2人(中央)=9月26日、福井県福井市の喜ね舎愛菜館

 福井のブランド米「いちほまれ」の新米が9月26日、県内170店で一斉に発売された。各店には待ちわびた県民が早速購入に訪れ、本格販売3年目も順調な滑り出しとなった。

 価格は5キロ税別2380円前後で、2019年産より200円安くなったが、一般的な県産コシヒカリより1~2割高くなっている。

 福井市の農産物直売所「喜ね舎愛菜館」は入り口付近に特設売り場をつくり、2~10キロ入りの袋を山積みにした。開店直後から続々と買い物客が訪れ、いちほまれはみるみる減っていった。

 新米発売を待っていたという同市の男性(67)は「やっぱりいちほまれはうまい。色も香りもいいし、冷めてもおいしい」と話していた。県外に発送する人も多く、10袋ほどをまとめて購入する姿も見られた。

 この日は小中学生7人が「ちびっコンシェルジュ」として、販売スタッフを体験。専用の衣装を身に着けて「新米おいしいですよ」などと買い物客にアピールしていた。

 20年産は19年産より千トン多い5千トンの収穫を見込んでいる。県外では10月1日に発売される。

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