北信越地区高校野球福井県大会準々決勝、白色スパイクを履いてプレーする北陸と福井工大福井の選手=福井県福井市の福井県営球場

 福井県内高校球児の足元の装いが変わり始めている。開催中の第143回北信越地区高校野球福井県大会から、真っ白のスパイクを履いて白球を追う選手の姿が見られるようになった。これまでスパイクは黒色に限定されていたが、今春から白色も認められた。暑さを軽減する効果があるとされ選手に好評だ。

 日本高校野球連盟はこれまでスパイクの表面は黒一色と定めていたが、熱中症対策の一環として今年から白色を解禁した。

 スポーツ用品大手ミズノのホームページによると、気温32度で内部温度の変化を白色と黒色で比較したところ、白色の方が約10度低い結果が出た。

 今夏の県高野連独自の県大会では白色を採り入れたチームはなかったが、甲子園球場で行われた2020年交流試合で出場32校のうち14校が白色を採用。全国への流れが加速した。

 今秋の県大会では北陸と福井工大福井が使用。秋晴れとなり福井市で夏日を観測した21日、準々決勝で好投した北陸の中山優斗投手(2年)は「ほとんど熱さを感じなかった。すごく動きやすかった」と高評価だった。

 県高野連は日本高野連の方針に沿い、当面はチーム内で黒色と白色の混在を認めており、若狭のように黒色に混ざって白色を履くチームも。熱戦の行方とともに変わりゆく装いにも注目だ。

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