【敦賀海保日誌】行方不明現場の磯場、残された釣り道具とビールの空き缶5本

私たち海上保安官は、お酒が絡む海での事故を数えきれないほど見てきています。そして、その数は、きっと皆さんが思うより遥かに多く起こっています。足場の悪い磯場でお酒を飲むなど絶対にダメ!お酒は、バランス感覚、判断力、反応、持久力、視覚、聴覚など、安全に海で遊ぶために必要なすべての感覚を鈍らせます。釣り、海水浴、ボートなど、海でのレジャーとお酒は決して結びつかないものであると考えていただきたいのです。海の近くで遊ぶのであれば、必ず救命胴衣を着用してください!岸壁からの釣りであってもです。敢えて強く言うのは、私たちは人を死に至らしめる痛ましい事故を防ぎたいからです。

男性が行方不明となった磯場で現場を調べたところ、釣道具のほか、ビールの500ml空き缶5本が放置されていたというケースもありました。

海で遊ぶなというわけではありません。むしろ、私たちは多くの皆さんに海に親しんでほしいと思っています。

ただ、多くの方々が海を「楽しむ」ためには、一人一人がマナーを守り「安全」であることが大切であると分かっていただきたいのです。(敦賀海上保安部・うみまる)
 

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