福井県庁

 福井県が県内の中学、高校に配置している外国語指導助手(ALT)について、豊北欽一教育長は9月23日の県議会総務教育常任委員会で、9月に着任予定の30人が新型コロナウイルスの影響で来日の見通しが立っていないことを明らかにした。

 県教育委員会によると、県内のALTは市町立中学74校と県立学校26校に106人を配置している。8月からの1年契約で最大5年延長できる。今年は、予定されていた東京五輪の関係で8月末の契約切り替えだった。

 今年は30人が交代する予定だったが新型コロナの世界的な感染拡大で出入国が制限され、来日できていない。県教委は7月末の段階で「現状では難しい状況」と各校に柔軟な対応を求める通知を出した。

 例年、中学1、2年は週1・5時間、中学3年は週1時間のALTの授業を行っている。県教委では契約を更新した76人が別の学校も訪問するなどやりくりしているという。

 豊北教育長は「(県内在住で英語が堪能な人が登録している)英語教育地域人材バンクの登録者を活用するなどし、学習機会の確保に努める」と強調した。

関連記事