枝の葉に止まり、羽を休めるアサギマダラ=9月22日、福井県福井市の八幡山

 秋の装いに移り始めた木々の間を縫うように、ひらり、ひらりとチョウが舞う。濃茶に淡い青色のまだら模様の羽。「海を渡るチョウ」として知られるアサギマダラがこの秋も福井県に飛来している。9月22日は福井市の八幡山で確認された。

 福井市自然史博物館によると、日本や台湾などに生息し、季節に応じて日本列島を縦断する。福井市内の平野部では5月下旬から6月にかけて北上中のチョウを、9月中下旬には南下する姿を観察できるという。

 ツクツクボウシの大合唱が響く中、チョウはそよ風に乗って羽を広げたり、花に蜜を求めたり。マスク姿の散策客の傍らで、山中を行き来していた。

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