第143回北信越地区高校野球福井県大会は9月21日、福井県営球場で準々決勝2試合を行った。第2試合は北陸がシードの福井工大福井を6―3で破り、準決勝に進出した。
福井工大福井
000 100 110…3
000 030 30X…6
北陸
■福井工大福井 八木歩、向嶋大輔、塚原吏空―澤岻瑞希
■北陸 中山優斗、竹田零士―山田大聖
▽本塁打 向嶋大輔2(福井工大福井)
北陸は1点を追う五回、1死一塁から梶岡暖の右中間を破る二塁打で同点とした。その後2死一、二塁とチャンスを広げ、吉村飛鳥の中越え二塁打で2点を追加し逆転に成功した。1点差に迫られた七回、1死一、二塁から吉村の右前適時打で1点を加え、続く西堀仁人が左中間を破る適時二塁打を放ち、この回3点を奪った。八回に1点を失ったが逃げ切った。
投げては中山優斗、竹田零士のリレーで相手打線を3点に抑えた。
福井工大福井は四回、1死ランナー無しから向嶋大輔の本塁打で先制した。2点を追う七回には向嶋の二打席連続となるソロ本塁打で1点差に迫ったがその裏、3点を奪われリードを広げられた。八回には南の中前適時打で1点を返したが、力尽きた。
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