三角地帯A街区解体工事期間の状況

 福井県福井市のJR福井駅西口の通称「三角地帯」で、ユアーズホテルフクイ一帯の駅前電車通り北地区A街区再開発は10月1日、解体工事が始まる。市は、中央大通りと福井駅前電車通りを南北に結ぶ市道を同日午前9時に廃止する。工事期間中は、区域の中央大通り側の歩道は通行止め、車道は1車線通行となる。

 地権者らでつくる再開発組合が9月18日夜、地元住民らに向けた説明会で解体工事の内容を伝えた。

 解体工事に伴い、歩道のアーケードを順次撤去する。中央大通り側は、車道1車線分を除くスペースを工事のため占用する。駅前電車通りには仮設歩行者通路を設け、アーケード撤去時などを除いては通行可能となる。ともに10月1日午前9時から。

 区域内の建物では、テナントの退去作業が進んでおり、9月からはアスベスト除却工事に先行着手している。建物解体工事の期間は未定。引き続き建設工事に入り、2023年春の北陸新幹線県内延伸までのビル完成を目指す。

 廃止される市道は、中央大通りの県庁入口交差点と駅前電車通りを南北に結ぶ延長51・7メートル、幅員約17・7メートル。市都市整備課は、駅西の南通りのハピリン前交差点で混雑が予想されるとして、南から県庁方面に向かう際は駅東の木田橋通りなどを利用するよう呼び掛けている。

 廃止に伴い、コミュニティーバス「すまいる」の北・西・南ルートは、南通りのハピリン前交差点を通るルートに変更となる。中央大通りにある西ルートの「駅前商店街」バス停は、西側に移設する。

 市は昨年7月、市道廃止による交通への影響を調べる社会実験を行い、車両通行止めと迂回(うかい)路を事前に周知した結果「隣接道路の混雑は軽微」だったとして、市道を廃止する条例を今年の3月定例市会で提案し、可決された。A街区の再開発組合は中央大通りと駅前電車通りを南北に結ぶ幅6メートルの歩行者専用通路を設ける計画を立てている。

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