稲田朋美幹事長代行

 9月14日の自民党総裁選で菅義偉官房長官が新総裁に選出されたことを受け、福井県の党所属国会議員からは、東京一極集中を是正して地方創生を前に進めるよう求める声が相次いだ。

 菅氏は総裁選で地方を重視する姿勢を明確に打ち出した。稲田朋美幹事長代行(福井1区)は「新たな地方創生のビジョンを提示していただけると期待している」とし、東京一極集中の是正と働き方改革にともに取り組む考えを示した。

 高木毅衆院議員(福井2区)も「地方出身者であり、熱い思いを持っている」と期待感を述べ、滝波宏文参院議員(福井選挙区)は「地方創生でも安倍路線の継承と発展に力を尽くしてほしい」と語った。

 県政の重要課題である北陸新幹線の整備促進に期待する声も上がっている。稲田氏は「できるだけ早く、大阪までつなげることが福井県の発展にとって重要だ」と指摘。高木氏は「何度も話をしているが、整備促進に理解がある。一緒にしっかりと進めていきたい」と力を込めた。山崎正昭参院議員(福井選挙区)は「果敢に取り組んでいただけると期待している。県連として全力で支えていく」とコメントした。

 原子力・エネルギー政策について、高木氏は「原子力政策は過渡期であり難しい状況。改めてこれまでの確認をした上で進めていく」と強調。滝波氏は「中国の台頭、北朝鮮の核ミサイル問題など難しい国際情勢の中で、責任ある現実的なエネルギー政策を進めてほしい」と求めた。

 山本拓衆院議員(比例北陸信越)は「コロナを一日も早く収束させ、疲弊した経済を回復させることが国民の願い。手腕に期待したい」とコメントした。

 15日に結党大会を開く合流新党に参加する斉木武志衆院議員(比例北陸信越)は「安倍路線の継承者で変わらない」と冷ややかな視線を送った。「消費税増税に前向きな発言など、国民生活がどれだけ痛んでいるか見えてない」と批判し、国会質疑を通じてただしていくとした。

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