福井県庁

 福井県は9月8日、バブル崩壊後に就職難だった30~40代の「就職氷河期世代」を対象に本年度創設した職員採用試験で、行政職5人の採用予定に対し61.4倍の307人から申し込みがあったと発表した。県人事課は「今回の状況を見て、来年度以降の採用試験を検討する」としている。

 8月12~31日に受け付け、85%が県内在住者だった。対象は来年4月の入庁時に35~50歳となる1970年4月2日~86年4月1日生まれ。学歴・職歴不問。1~2次試験を経て11月中旬に最終合格が決まる。

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 非正規雇用者が多いなどといわれる就職氷河期世代への就労支援は、社会全体の課題として国や全国の自治体で職員採用の動きが広がっている。県によると、他県での氷河期世代の採用は本年度、兵庫県で定員5人に対し1114人、岐阜県で5人に400人、富山県で若干名に377人が応募した。

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