自民党総裁選の共同記者会見で質問に答える右から石破元幹事長、菅官房長官、岸田政調会長=9月8日午後、東京・永田町の党本部

 9月8日告示された自民党総裁選で、福井県の党所属国会議員はいずれも、菅義偉官房長官を支持する意向を明らかにした。所属する派閥の方針に沿った形で「安倍路線の継承」を求める声が相次いだ。

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 菅氏を支持する理由について、稲田朋美幹事長代行(細田派)は「経済、外交安全保障、憲法改正などの政策を引き継ぐと明言している」と説明。「改革マインドがあり、力のある政治家。首相が急きょ代わる今回、最も安定したリーダーだ」と指摘した。滝波宏文参院議員(同)も「安倍首相が進めてきた地方創生、(民主主義を共有する国々との)価値観外交を継承し発展させる最適任者」と期待を寄せた。

 高木毅衆院議員(同)は新型コロナウイルス対策が求められている非常時であることからも、菅氏を推した。「継続性、緊急性を考えると、現政権を熟知している菅氏がふさわしい」と強調。自民が野党時代に議運委で仕事をともにしており「仕事ぶり、人柄ともに適役だ」と語った。

 山本拓衆院議員(二階派)は、安倍首相の辞任を受けた緊急事態として、官房長官を務める菅氏を支持した。「急きょ辞任した安倍首相の残り任期を担うには適任」とした。

 山崎正昭参院議員(細田派)は「7年8カ月にわたり官房長官を務め、すべての政策に精通している。実直で、信念が強く、地方出身で地方創生の重要性も肌身で分かっている。非常に期待が持てる」と評価した。

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