自ら刈り取った稲を手に笑顔を見せる児童=9月8日、福井県福井市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」体験農園

 福井県福井市内3小学校の児童約100人が9月8日、同市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」で稲刈りを体験した。厳しい暑さの中、児童は汗を流しながら作業に励んだ。

 市が2010年から開いている。今年は新型コロナウイルスの影響で児童は田植えを体験できず、地元農家でつくる「あさくら水の駅ふれあい協議会」が田植えした。児童はその様子を社会科や総合の授業で学び、稲刈りに臨んだ。順化の3年生、旭、宝永の5年生が参加した。

 この日は温帯低気圧に変わった台風10号の北上に伴い暖かい風が吹き、福井地方気象台によると美浜町で9月の最高気温となる36・1度を記録、福井市でも35・1度を観測した。児童は強い日差しの中、協議会メンバーの指導を受けコシヒカリを鎌で刈り、稲を結んではさに掛けていった。

 収穫した米は給食や調理実習に使われる。宝永の男子児童(11)は「稲を結ぶのが大変だったが、ずっとコロナで外に出られなかったので、楽しかった」と話していた。

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