厚生労働省は8月31日、新型コロナウイルス感染対策を巡り、就学前の乳幼児のマスク着用には注意が必要だとの見解をホームページに掲載したと明らかにした。特に2歳未満は息苦しさを訴えたり、自分で外すことが困難だったりするため、窒息や熱中症のリスクが高まるとして「着用を推奨しない」とした。2歳以上も着用する場合は、保護者らに体調管理を求めた。

 世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)は、5歳以下は他の年代に比べ、他人に感染させる可能性が低いなどとして、マスク着用を不要とする指針を公表している。厚労省はこの指針を踏まえ、関係学会などに意見を聞いた。

 2歳未満はリスクを考慮して着用を推奨せず、2歳以上は着用する場合に、保護者や周りの大人が子どもの体調に十分注意し、調子が悪い場合などは「無理して着用させる必要はない」とした。

 マスクの代わりに3密(密閉、密集、密接)を避けたり、こまめに手を洗ったりするなど、他の感染防止策を徹底するよう呼び掛けている。

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