越前市武生中央公園の大型遊具。左手前が更新されるアストロファイター=福井県越前市

 福井県越前市は、老朽化が進む越前市武生中央公園の大型遊具について、本年度から2022年度にかけて一部更新する方針を示した。本年度から21年度を第1期とし、最も古い遊具「アストロファイター」をコウノトリが大空を羽ばたくイメージで更新する。

 武生中央公園は、同市出身の絵本作家加古里子さんの監修を受けて17年に再整備。野球場跡地に「だるまちゃん広場」を新設したのに合わせ、従来の大型遊具があるエリアは「コウノトリ広場」「パピプペポー広場」と名付けて魅力向上を図ってきた。

 一方、5基の大型遊具はアストロファイター、観覧車、バイキング、モノレールが34~45年が経過。中古のメリーゴーラウンドも設置から24年が過ぎた。昨年はたけふ菊人形期間中にモノレールが停止する故障事故が発生し、老朽化対策が急務となっている。

 事故を受けてモノレールは先行して改修中。合わせて第1期では加古総合研究所(神奈川)の監修を受け、コウノトリ広場のおよそ半分を対象に再整備する。回転式遊具のアストロファイターを更新するとともに、自然一体型のアスレチック遊具なども設ける。21、22年度の第2期では、残るコウノトリ広場とパピプペポー広場を手掛ける。

 市の試算によると、大型遊具5基の全面更新に必要な予算は7億2千万円。市では1、2期合わせて事業費4億円を計上し、大型遊具の一部更新と加古さんの世界観を生かした公園の新たな魅力づくりに取り組んでいくという。

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