デザインと色を統一した織りマスクを着ける丸岡高校サッカー部の部員

新体操クラブ「dolce RG」のマスク

 オリジナルの織りマスクで一体感―。織ネーム製造販売の松川レピヤン(福井県坂井市丸岡町内田)は、柄を越前織で仕上げるオンリーワンの高機能マスクを作る事業を展開する。新型コロナウイルスの影響で人との距離が遠くなる中、家族で、スポーツチームで、職場でマスクのデザインをそろえ、心の距離を縮める一助にしてもらう。福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で資金を募っている。

 感染リスクに不安を覚える暮らしの中でも、「気持ちが前向きになるよう、家族おそろいで楽しく着けられるファッションマスクは作れないか」との思いから、「ORIMASK」と銘打ち事業展開することになった。

 越前織の技術から生まれる柄の仕上がりは上質で、表現力は繊細。消臭・抗菌効果のある特殊な糸を使い、洗濯に対する耐久性も優れているという。デザインは4色まで使えて、文字を織り込むこともできる。

 「マスクで一体感が増し、ディスタンス(距離)が縮まり、笑顔につながれば」と同社担当者。モニターの役割も兼ねて、坂井市の丸岡高校サッカー部父母の会が、ユニホームに合わせてえんじ色にそろえたマスクを部員に贈った。同県あわら市の新体操クラブ「dolce RG」などでも試作した。県内外の動物園・水族館やレジャー施設、温泉施設などにも活用を呼び掛けている。

 同社は「プリントではなく、織物でデザインを仕上げるマスクは全国初ではないか」としている。価格は10枚5万円。追加は10枚ごとに1万円で枚数が増えるほど単価は下がる。

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 第1目標額の30万円、第2目標額の100万円を既に達成し、9月30日まで次の目標となる300万円を目指す。1万2千円から14万円まで11コースあり、リターン(返礼品)はORIMASK(10~100枚セット)など。

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