多くの職員が自宅待機となり、来庁者に対応時間などの理解を求める掲示=8月25日、福井県敦賀市役所

 新型コロナウイルス感染者との接触可能性の通知を受けた福井県敦賀市職員は、計59人となった。市総務課によると自宅待機となった職員が8月24、25日合わせて半数に上った部署もあった。各種の申請窓口の部署も多いが、同課は「職員が感染者と接触した可能性を念頭に対応せざるを得ない」と頭を抱える。

⇒接触通知の敦賀市職員33人陰性

 通知を受けた職員が感染者と接触したとされる時期は12日がほとんど。出先機関を含め、1日の間にさまざまな部署の多くの職員とそれぞれ15分以上接触したことになり、市幹部は「あまりにも数が多すぎる」と首をひねる。一方で、県幹部は8月25日の記者会見で「現状としては(アプリの)誤作動ではない」との厚労省の見解を明らかにした。

 県はアプリが感染拡大防止に有効として、県民行動指針で使用を呼び掛けている。県の指針を受け、敦賀市も職員に使用を促してきた。今回アプリが正常に作動していたとしても、登録者の個人情報や位置情報を取得しないアプリの仕組みもあり、なぜ通知が多くの職員に届いたのかの検証は困難となりそうだ。

関連記事