薄桃の花を咲かせ、厳しい残暑が続く遺跡を彩るサルスベリ=8月25日、福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡

 福井県福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で、サルスベリが薄紅の花を鮮やかに咲かせている。8月25日、同市の日中の最高気温は36・4度まで上がり、県内各地で35度以上の猛暑日を記録する中、訪れた人は、炎天に負けじと遺跡を彩るけなげな花を見上げていた。

 サルスベリの木は、遺跡内にある朝倉神社近くに2本立っている。例年7月ごろから咲き始め、「百日紅(ひゃくじつこう)」の別名の通り、夏の終わりまで、遺跡を訪れる人を楽しませている。

 花期は最終盤を迎えており、同遺跡保存協会の岸田清会長は「サルスベリの花が散ると夏の終わりを感じる。次はマンジュシャゲ、ヒガンバナだなあ」と移ろう季節に思いをはせていた。

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