福井商工会議所がまとめた福井県内中小企業の2020年夏季賞与の調査によると、平均支給額は37万3418円(1・5カ月分)で、前年より3万4757円減少した。「支給なし」とした事業所は21・9%で、前年の8・9%から大幅増。新型コロナウイルス感染拡大による業績悪化が影響したとみられる。

 業種別の支給額は、建設業が最も高く43万8950円(前年比8979円減)、続いて製造業33万9918円(5万8999円減)、商業・サービス業等36万8772円(3万628円減)だった。規模別では小規模事業所は36万2939円で4万2754円減だった。

 夏季賞与の「支給あり」は69・0%と、8割強だった前年から15・4ポイントダウンした。業種別に見ると建設業で80・0%(前年比4・0ポイント減)、製造業65・3%(27・2ポイント減)、商業・サービス業等67・6%(12・4ポイント減)の順で、全業種でマイナスとなった。規模別では、小規模事業所は53・0%で22・7ポイント減と大幅に落ち込んだ。

 同会議所の担当者は「賞与を出せないという社が増えており、新型コロナによる地域経済へのダメージは大きい。冬の賞与も厳しい数字になるのでは」と話していた。

 調査は7月1~13日に会員企業から1千社を抽出して調査票を送付。187社(18・7%)から回答を得た。このうち、商業・サービス業で従業員5人以下、製造業で同20人以下など小規模事業所は49社(26・2%)。調査結果は同会議所のホームページで公開している。

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