敦賀市役所

 福井県敦賀市は8月24日、新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性をスマートフォンに通知する接触確認アプリ(COCOA)で、市職員24人が通知を受けたと明らかにした。市によると対象職員に体調不良を訴えている人はいない。全員が自宅待機し、PCR検査を同日受けた。結果は25日に判明する見通し。

 24日開いた新型コロナの市対策本部会議で報告した。

 6月に運用が開始された接触確認アプリは利用者同士が1メートル以内の距離に15分以上いると接触者とみなし、情報がスマホに記録される。後日、陽性になった人がアプリに入力すると接触者に通知される仕組み。

 市によると23日に職員11人に通知があり、24日にあらためて全職員に確認したところ、同日正午すぎまでに別の13人も通知を受けていたことが分かった。感染者と接触したとされる時期は12日が21人、19~20日が1人、22日が2人。所属は市庁舎内の10課と出先の1機関で、窓口担当者以外も含まれるという。

 これまでに市職員の感染や県内の感染者が敦賀市役所を訪れていたとの情報はなく、通知を受けた職員の行動履歴や体調の把握を急いでいる。市総務課は「対象の職員は担当や席はばらばらで、今のところ共通の行動も確認されていない」と説明。庁舎内の消毒を徹底した上で、通常業務を続けている。

 渕上隆信市長は「(アプリの)情報が本当かというところはあるが、PCR検査の結果を踏まえて対応を判断する」と述べた。

 厚生労働省のアプリ担当者は「福井県を通じて(敦賀市の事例を)把握しており、県などと状況を確認していく」とした。

関連記事