福井県経営者協会がまとめた福井県内企業の2020年夏季賞与・一時金の中間報告によると、平均支給額(単純平均)は前年同期比5・26%減の44万2331円(2万4545円減)、支給月数は1・74カ月(0・12カ月減)で、2年連続でマイナスとなった。同協会は「人手不足感から月例賃金を上げてきた分、賞与を抑える傾向にある。製造業は昨年から受注状況が低調で、マイナス幅が大きくなった」としている。

 会員企業を中心に79社の妥結状況をまとめた。

⇒2020夏、県内公務員のボーナスいくら

⇒2019冬、福井の企業のボーナス情報

 製造業(45社)の平均支給額は、前年同期比3万3660円減の46万1573円。業種別では「繊維」が17・7%減の27万6929円、「化学」は7・63%減の62万6293円、「電気・電子」2・97%減の47万2558円、「機械・金属」1・44%減の50万5546円、「その他製造業」は9・84%減の48万3053円だった。一方で「窯業・土石」は3・38%増の70万4860円と伸びた。

 非製造業(34社)は、前年同期比2・65%減で41万6865円。業種別に見ると「サービス」が7・98%減の31万3469円、「卸小売」は2・16%減の48万5634円。「建設・運輸・倉庫等」は2・97%増の46万890円となった。

 79社のうち支給額が前年同期比で減ったのは36社、増加は26社、変動なしは12社。支給なしは5社だった。

 同協会の担当者は「夏季賞与への新型コロナウイルスの影響は限定的だったが、冬の賞与にはコロナによる業績悪化が表れる可能性がある」と話していた。

 各企業の平均値に人数を掛けて集計し、業種ごとに総人数で割った加重平均で見ると、全体で前年同期比3・32%減の60万8759円。製造業は4・21%減の61万1332円、非製造業は0・38%増の59万8552円だった。

関連記事