利き酒を行い、酒の説明を受ける西村まどかさん=8月17日、福井県永平寺町松岡兼定島の「兼定島酒造りの里」

 日本酒のソムリエ資格「きき酒師」の取得を目指している福井県福井市出身のタレント、西村まどかさん(25)が8月17日、同県永平寺町の黒龍酒造を訪れた。酒造りに込めた蔵人たちの熱い思いに触れ、利き酒なども行った西村さんは、日本酒の奥深さを改めて実感。「もっと日本酒を学び、魅力を発信していきたい」と話した。

 日本酒好きの西村さんは、若年層の日本酒ファンを増やそうと活動する酒文化研究所(東京)の協力を得て、福井新聞ホームページで月1回、「西村まどかの目指せ『きき酒師』」を連載。資格取得を目指す過程をリポートしている。

 これまでは食事と日本酒の組み合わせなどを学んでおり、酒造りの現場を訪ねてさらに理解を深めようと、蔵元巡りを同研究所などが計画。黒龍酒造のほか、18日には福井市の安本酒造と常山酒造を訪れる。

 黒龍酒造では、水野直人社長と対談したほか、ブランドや酒造りに込めた蔵人らの思いを紹介した映像の鑑賞、利き酒を楽しんだ。

 対談で西村さんは「若者は日本酒の世界を知らない。踏み込むきっかけに私がなれたら」と語った。水野社長は「日本酒を若い人にもっとカジュアルに楽しんでもらいたい」と西村さんの活動に期待を寄せた。

 続いて同酒造の貯蔵施設「兼定島酒造りの里」に移動し、蔵人が細心の注意を払い麹(こうじ)を育てる様子などを紹介したビデオを視聴。西村さんは興味深そうにうなずきながらメモを取っていた。大吟醸「しずく」や燗(かん)でおいしい大吟醸「九頭龍」など4種の利き酒も行い、しずくを「福井出身として自慢したいお酒」と絶賛していた。

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 西村さんは「作業工程などは知ったつもりでいたけれど、まだまだ知らない部分もあった。日本酒に込められた思いを肌で感じた」と感激していた。

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